お問い合わせ交通アクセスサイトマップ 

HOME > 研究・実践事業 >令和元年度(2019年度)> (主催事業)ミニキャリアカフェ

研究・実践事業


ミニキャリアカフェ ―オンナの生き方を語ろう―


開催日時:第1回 令和元年8月5日(月)13:30~15:00
     第2回 令和元年9月中旬 13:30~15:00
開催会場:聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)5階

開 催 内 容

1.参加費
無料(いつでも参加可能)

2.対象
 聖徳大学学生(1年生~4年生)

3.会場
 聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)5階(千葉県松戸市松戸1169)

4.主催
 聖徳大学生涯学習研究所

5.講師
 1回目
  ①勝山千里、②西山亜希子
 2回目
  ①高木麻友美、②矢崎明香

6.コーディネーター
・有川 かおり
聖徳大学 生涯学習研究所 講師、聖徳大学 生涯学習研究所 研究員


7.内容
男女雇用機会均等法が成立し30年以上が経過し、女性の働きやすさは確実に改善されてきている。社会で活躍する女性の姿が、目にとまることも多くなってきた。女性自身が、1990年代前半頃まで多かった専業主婦という選択に限定されることなく、ライフコースを自ら選択可能になったことは、素晴らしい進歩である。
一方で、自分自身のキャリアプランに悩む女性も多く存在している。これは、女性の生き方が「出産」「子育て」「介護」等、第三者の影響を受けるケースが多いことや、「離婚率」「生涯未婚率」の上昇等の複合的な要因が考えられる。
そこで、女性の働き方、生き方を考える場として本研究会を開催したい。具体的には、本学を卒業して10年の卒業生を招聘し、在校生との対話の場を設定する。このことにより、双方にとって「キャリアを語ること」の効果を検証する。

実 施 報 告

 8月5日(月)13:30~15:00まで、課題別研究会「ミニキャリアカフェ―オンナの生き方を語ろう―」を開催しました。この研究会は、先の見えない時代に生きる女性たちが、ざっくばらんに、自分自身のキャリアについて語り合うことを目的に開催しました。
 当日は、児童学科の6名の学生とセンパイ2名・教職員2名(いずれも児童学科卒業生)の、合計10名が参加しました。センパイ達は、卒後11年が3名、卒後3年が1名と、学生たちにとっては、リアルに未来が想像できる年齢の方々でした。
 話の中身は「仕事」「趣味」「恋愛」「結婚」などなど…学生たちは、初対面のセンパイたちにも打ち解け、熱心に話を聞いていました。
■センパイのKさんは、卒業後、保育士として勤務。その後、看護学校に進学、病院勤 務を経て、現役の保育士として活躍中。現場の様子を、健康という視点から沢山お話 ししていただきました。
■センパイのNさんは、大学助手を経て保育士として保育園に勤務。現在は専業主婦と して、子育てに奮闘する日々。保育士時代に行った、保育短期留学の話をタップリ聞 かせてくれました。
 学生からは「10年後の自分の姿を少しだけ想像できた」「今後もこういった機会が有れば参加したい」、センパイからは「一生懸命な学生さんの役に立ちたいと思って参加したが、こちらが励まされた」「自分の社会人生活を語ることで、これからを考えるきっかけになった」といった声が出ました。

聖徳大学生涯学習研究所 講師 有川かおり